便利屋は、専門的な結果を求められるのではありません。「自分でやろうと思えばできるけれど、或いは以前はやっていたけれど、いろんな制約があるので代わりにやってもらう。」というポジションが便利屋です。ちょっとした草刈りや庭木の手入れなら庭師に頼まなくても、便利屋で十分。安価で小回りがきく仕事人。また、天井裏のネズミの運動会をやめさせたい、誰に頼めばいいのか迷った時、「あっ、そうだ便利屋だ!」という貴重な職種とも言えます。
さて、便利屋がコンビニのように急増しています。これには、様々な社会問題が背景にあります。核家族化、少子高齢化により家族、社会からの孤立を招き、加えて地域の繋がりの希薄さが拍車をかけて、単身生活をされている方々の日常が生活しづらくなっているのです。特に都市部での社会関係の孤立は目立ちます。高齢者にあっては、孤立死という最悪のケースも年々増加傾向にあります。これらの方々は社会によって生み出されたもので、個人の責任に帰さないものです。私どもは便利屋を通して、現代における人間関係、地域関係の希薄さを少しでも修復するお手伝いをさせて頂きたいと思っております。また、単身でお暮しの方々の家族や友人、隣人としてお役に立ちたいと願っております。
便利屋とお客様のいろいろな出会いがあることしょう。私どもはお客様にサービス・サポートをご提供し、お客様が、便利屋を育ててくださると信じて止みません。便利屋の開業が、個人の生活改善に、地域の活性化に繋がることと希望を持って、スタッフ一丸となり業務に励みます。ご贔屓のほどよろしくお願い致します。(代表:竹本卓哉)